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光徳寺(こうとくじ)は、大阪府柏原市雁多尾畑にある真宗大谷派の寺院。 本堂は別称「雁林堂」(かりんどう)とも言い、「雁多尾畑」の地名の由来ともいわれる。 == 概要 == 平安時代の永延2年に円融法皇が延暦寺の僧 法円法師に命じて建立した勅願寺である。 当初は「東廣山照躍峰寺」と号し、その後、天永4年(1113年)に大和国興福寺の僧兵に寺を焼き払われる。 安貞2年(1228年)に近江国の園城寺(三井寺)の僧 俊円が照曜峰寺を再興。この年、後堀河天皇の宣旨を以て、河内国大県郡の山中300町歩の地を寄付され、寺号を改めて「照曜山光徳寺」の勅号を賜り、本堂を雁林堂とした。 俊円はさらに専修念仏門に入り、親鸞の弟子となり、「松谷仏念房信乗」と称するようになる。これ以後、光徳寺は一向専修の道場ともなっており、石山本願寺とも深い関わりがあった。 江戸時代初期に、本願寺が東西に分立する際に「教如を十二代法主とする本願寺教団」(現、真宗大谷派)に属し、現在に至っている。 現在の本堂は、明和8年(1771年)に再建されたもので、山門は宝暦年間(1750年頃)、太鼓楼は安永9年(1780年)のもの。 抄文引用元・出典: フリー百科事典『 ウィキペディア(Wikipedia)』 ■ウィキペディアで「光徳寺 (柏原市)」の詳細全文を読む スポンサード リンク
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